腹痛のための民間療法

ちょっとした腹痛でしたら、簡単な民間療法で治せると良いですよね。しかし、腹痛と一口に言いましても、どこの臓器が痛みを発しているのかよくわからない場合もありますし、実は大変な病気であったということもあるでしょう。ですから、素人判断ではいけませんが、暴飲暴食やストレス、喫煙などによる胃の痛みですとか、賞味期限を大幅に過ぎてしまった食品を食べてしまったなど、なんらかの心当たりがある場合には、これからご紹介いたします民間療法をお試しください。

 

また、気になるほどではないけれども、ほんのちょっとした腹痛があるときなどにお試しください。ただし、痛みのひどい場合や、数日続けてもまったく効果が出ない場合には、すぐに病院へ行ってくださいね。

 

(1)なすのヘタ
なすのヘタだけ切り取り、煎じて飲みます。

 

(2)桃の葉
桃の葉だけを、1日につき3~6g程度、煎じて飲みます。

 

(3)ミョウガ
ミョウガの根茎約10gを500mlの水で、半分の量になるまで煮詰めます。

 

(4)黒砂糖ニンニク
ニンニクをすってつぶしたものに黒砂糖を混ぜ、そこへ水を加えてドロドロになるまで弱火で煮詰めます。それを、そのまま食べるのはちょっと無理と思いますので、少しずつオブラートなどに包み、毎食後に3回服用します。この民間療法は、慢性の胃腸病からくる腹痛に効果的です。

 

(5)梅酢
梅の酢を1日につき2~3回、おちょこ1杯ぐらいずつ飲みます。この梅酢は空腹の時に飲みますと、胃腸病からくる腹痛に良く効きますし、下痢止めにもなるという優れものです。梅酢をそのまま飲むほか、水やぬるま湯などで薄めて飲んでもかまいません。それでも飲みにくい場合には、ハチミツや砂糖を加えてみてください。