風邪ための民間療法(熱がある時)

風邪をひくと、熱が出る場合もありますね。出ないで済む場合もあるのですが、出てしまうと身体が非常にだるく感じてしまいますし、頭もぼーっとしてしまい、学業も仕事も家事も何も集中できず、とてもやっかいなものです。

 

熱が高くなると食欲もすっかり落ちてしまいますし、起き上がっているのが辛くなり、ついには寝込むようになってしまいます。しかし熱というのは多くの場合、身体がウイルスや細菌と闘っているために出るものですから、熱が出たからといってすぐに薬で下げようとするのも考えものです。

 

それでも、どうしても学校や仕事を休めない場合には、熱が出たままではいけませんでしょう。そのようなときに、民間療法をどうぞお試しください。熱に対する民間療法は多く、聞いたことがあるものばかりかもしれませんが、よく効きます。

 

(1)たまご酒
聞いたことはあっても、実際に作ったことがあるかたは、それほど多くないのではないでしょうか。ぜひ、一度試してみてください。
日本酒を1カップ分、煮立ててアルコール分を抜きます。アルコール分が抜けたようなら火から下ろし、卵1個を落としてかき混ぜます。寝る前にこれを飲むと良いでしょう。これだけで飲みにくいようでしたら、ハチミツや砂糖などを加えてみてください。

 

(2)しょうが葛湯
本葛粉をカップに少々入れて熱湯を加え、葛湯を作ります。そこへ、しょうが1片をおろして入れ、さらにハチミツを大さじ1杯加えて飲みます。

 

(3)焼き梅干し
梅干し1~2個をフライパンなどで黒くなるまで焼きます。それをカップに入れ、熱湯を注いで飲みます。