気管支炎のための民間療法

風邪のときなどによく見られる気管支炎。ウイルスの感染によって起こります。痰や咳が主な症状ですが、胸に圧迫感を感じ、呼吸をするときに胸の奥のほうでヒューヒューと音が聞こえることもあります。ひどくなると高熱や呼吸困難を起こす場合もあります。とくに、小さなお子さんやご年配のかたがた、身体が極度に疲労していたり衰弱している場合には注意が必要です。

 

医師に見せたほうが良いのは当然ですが、併用してこれからご紹介する民間療法もお試しください。そして、喫煙は控えて、出来るだけ安静に静養してください。けっこう長引く病ですので、完全に治るまで、民間療法も続けてみてください。

 

(1)大根アメ
大根を輪切りにして水飴の中に入れておきます。そうするとアメの汁が出来ます。その汁に熱湯を加えて飲みます。または、大根おろしを作り、その中に水飴を入れても良いです。

 

(2)あんず
あんずの種子を金槌などでたたいて割ります。そうすると種子の中に杏仁というものがありますから、それを取り出して乾燥させます。それを1日分として3~6gほど煎じて飲みます。

 

(3)にんじん
にんじんをすりおろしたものを食べます。また、すりおろしたものをガーゼなどの布で搾って汁を取り、おちょこ1~2杯飲むのも効果があります。

 

(4)ヤマイモ
ヤマイモを蒸し焼きにしたものに、ハチミツや水飴をつけて食べます。

 

(5) ネギ湿布
ネギの青い部分3~4本分をこまかく刻みます。それをガーゼや手ぬぐいなどに包んでのどに当てておきます。熱があるときには、1日に3回ぐらいは取り換えます。