風邪ための民間療法(咳止め)

数多くの民間療法があるものが、風邪だと思います。というのも、風邪は世界のどこで暮らしていようとも、老若男女、誰もがかかる病気のひとつだからです。

 

そして、数年に一度しか風邪にかからないかたもいれば、1年に何度もかかってしまうかたもいらっしゃいます。さらに、風邪をひくと、さまざまな症状が表れます。ですので、その症状のひとつひとつに対応する民間療法も必要になってきますよね。

 

今回はその中でも、咳を止めるための民間療法をご紹介しようと思います。

 

時に、咳が止まらない風邪というのがありますね。喉が弱い方などは、毎回のように咳がいつまでも止まらなくて苦しい思いをしていることでしょう。また、咳は周りの人々にも風邪のウイルスをまき散らすことになりますから、できるだけ早く止めてしまいたいものです。

 

と、同時に理解をしておいていただきたいのは、咳など風邪に伴う症状はどれも、身体の中のウイルスをはじめとした異物を外部に出そうとする自然な働きでもあるので、最初から強力な薬のようなもので抑えてしまわないほうが良いことも事実です。

 

数日たってもどうしてもおさまらない場合や、夜中の咳によって睡眠がとれなくなってしまう場合などにこれからご紹介する民間療法をどうぞ試してみてください。

 

3つほどご紹介いたしましょう。
(1)ハチミツ大根
大根をすりおろして絞り、汁だけ取り出します。そこへハチミツを混ぜて飲みます。

 

(2)ネギ湿布
ネギの白根の部分を半分に裂きます。そして、内側(つるつるした側)を喉に当ててその上に包帯などを巻いて寝ます。

 

(3)黒豆の煮出し汁
黒豆を4倍程度の水で煮ます。その煮出し汁だけを別の器に移し、そこへハチミツや黒砂糖などで味付けして飲みます。